年頭挨拶

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    1994年 一般用年賀状

    webadmin  2014年12月04日(木曜日) 19:21  

    需要開発研究所の年賀状

    ● 平成6年(1994年)

        新年に当たり、一つご提案申し上げたく存じます。

       それは、昨今の事態を楽観的かつ肯定的にとらえ、明

       朗に振る舞おうではないかと言うことです。

        私どもでは、まず挨拶代わりに不況の溜め息をつか

       ぬこと、第二に陰気な危機感をひけらかす暗い会話を

       謹むこと、第三にマスコミや言論人の悲観一辺倒の見

       識を他に話さぬことの三つを申し合わせました。

        昨年の不況は、はしなくも太平の時代を地位と権力

       だけで生きて来た指導者たちと、したり顔をしながら

       からきし意気地のない有識者の無策・無能ぶりを露呈

       させました。学歴・地位・知識にしか拠り所のない“与

       性”型の人物は、こういう難局になると“弱気症候群”

       に陥り、全く頼りにならぬものです。

        他人の言葉や見識に依存することを止め、愚かしい

       睡眠術から目を覚まさないと、私たちが慢性の敗者性

       症候群に罹ってしまいます。身体の奥底にある本能的

       な洞察力と闘争心を呼び戻し、“野性”型の人間に回帰

       することこそ、今の生き方ではないかと思うのです。

        弱気の気分を捨て去り、目前に迫りつつある飛躍に

       備えることが、最優先の命題です。今年前半の踊り場

       をどう過ごすか、明るく軽快に話し合いたいですね。

        ご無事とご健康を切にお祈り致します。

       
       「平成7年(1995年)」へつづく

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